2017年12月14日
誠実な対応が求められ続ける仕事がこの仕事・・・みんなそうか、じゃ「特に」を付け足そう
7月頃から、急に多動傾向が顕著になってきた子がいます。もともと、そういう傾向はあったのですが、年齢とともに、訓練などでも軽快はして行き、かなり落ち着いてきてはいたのですが?? それで、様子を観察したりお母さんと相談して日常生活の見直しなどをしていましたが、やはり医療機関の力を借りた方がいいと言うことで、お母さんと相談し医療機関を受診することになりました。私どもでの事業所の様子や経過を情報提供書としてまとめているときに、ふとあたまをよぎるのが、何故唐突に7月から?多動傾向は年齢とともに活発な脳神経細胞の活動が落ち着いてくるのだが・・・。違ったっけ?改めて調べてみると確かにそう書かれているし、脳神経のシナプス再編については疑うべき所はないかな。 とすると、何が原因?行き当たった言葉が、「グルテン」・・検索するとグルテンと多動の関係を示したサイトがうじゃうじゃと出てくる。果たして、これはエビデンス(科学的根拠)があるのかと検索してみれば・・・やはり無い。擬似的療法だ。擬似的療法のすべてを否定することは出来ないが、あながち信じて人に勧めることも出来ない。 更に行き当たったのがこの記事で、https://www.buzzfeed.com/jp/bfjapannews/how-online-filter-bubbles-are-making-parents-of-autistic-jp?utm_term=.sbw4LZAwr#.nlY5Y89RW 私にとってはとても切ない、含蓄を含んだ記事だと思いました。変な人には引っかかって欲しくはない。でも、その人達と私の違いって何?わかってもらえるのだろうか?きぼうのホームページには、一人で悩まずに相談してくださいと書いてはいますが、そこを見ての相談はそうは無い。やはり保護者間での口コミとかが多いのが現状。私自身が、変な怪しい人だと、言われないように誠実に対応し続けるしかないと改めて思いました。