これまでの検査の中では一番取り方が難しいのではないかと思いました。
講習会の最後に、参加者名簿の中でずっと気になっていた方に話しかけてみました。
それは、今から28年前学校の先生の紹介で実習でお世話になった施設の名前を見たのです。参加しておられた職員の方はおそらく生まれているかどうかという年代の方なのでもちろん面識などはあろうはずもなく、ただ、あまりの懐かしさに、せっかくだからと声をかけずにいられなかったのです。
その施設は、今で言うところの児童発達支援事業所で療育室に必ず観察室があり私は毎日ひたすらその中で療育を受ける児童の観察記録をひたすらとり続け、それをまとめて、当時主任だったO課長さんに見せていろいろアドバイスや参考になる書籍を貸してもらったりしていました。当時の私は、なんで、こんな暗い部屋に(手元だけは筆記するためにライトで照らしますが、明るくすると向こうから見えてしまうため)一人黙々と記録をとているのか、今ひとつ意味がわからないところがありましたが、今にしてよくその意味がわかります。観察することの大事さを教えてもらった私の礎の一部を築いてくれている施設なのです。
その方としばらくお話をした後、私はせっかくこちらまで来たのだからと、田舎のお墓参りに行くことにしました。
父方の先祖の淡路島、母方の先祖の徳島のどちらも辺鄙な場所にありとてつもなく時間がかかりました。
帰り道は、いつものようにできるだけ一般道を通り、間に合わなくなったときや渋滞など致し方ないときだけ高速道路を使うようにして、疲れたら仮眠をとり起きては走らせを繰り返して昨日の昼に帰ってきました。
やばい、11日に自閉症協会でやるレジュメが完成していない・・・・だけど昨日はあまりに限界で眠ったので今がんばっている次第です。
ラベル:心理検査