2024年10月04日

こんな支援をしてみました

ある利用児童は、おもちゃで遊ぶのが大好きなのですが、どうも一つのおもちゃで遊び出すとなかなかやめることが出来ずらいようでした。やがて飽きてしまうと奇声を発してしまうことが度々ありました。そこでタイマーを使用してタイマーが鳴ったらおもちゃを片付けると教えてきました。それも定着しいろいろなおもちゃを選び、タイマーの時間は職員がランダムに設定して鳴ったらおもちゃを返すことが出来るようになっていました。今回は、タイマーを自分で取って設定した時間で音が鳴ったら・・・の所を自分自身で、自立的に行動できるように考えました。
①まず、2分から10分まで1分刻みに設定したタイマー9個を用意しました。分、秒の設定の所はグルースティックで固めていじれないようにしてあります。IMG_2661.jpg②これらを抽選箱のように中身が見えなくした箱の中にいれておきます。IMG_2665.jpg③箱の中から一つのタイマーを選びスタートボタンを押します。IMG_2663.jpg④そのタイマーをホワイトボードに貼ります。IMG_2664.jpg⑤タイマーが鳴るまでおもちゃで遊びます(写真のおもちゃは、絵かき歌絵本で歌を聴いたりしていて最近の彼のお気に入りです)IMG_2659.jpgこういう支援が正しいかこれ以外にも方法はあるとは思いますが、始めて二日目でもう一人でタイマーを押して管理でき、そして何より楽しく過ごしている彼の姿を見ているとやって良かったと思いました。
ラベル:支援 構造化
posted by Sleepinglion at 18:52| Comment(0) | 事業所の活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月30日

夏休みも何とか終え・・・・

久しぶりになります。いろいろとこれも書いたらいいとか思うことは多々ありましたが、仕事が終わりひと段落つくとへとへとでなかなかそういう余裕がなく、気が付けば夏休みが過ぎてきました。まとめてお伝えすると・・・
①かき氷
夏休みは、かき氷をしています。毎年、メロン、イチゴ、レモン、ブルーハワイ、マンゴーの味でしたが、今年はマンゴーが売り切れで急遽グレープを購入しました。その為、いそいそと絵札や、絵カードを準備しています。
言葉でわかる子は言葉で味を教えてもらい、話せない児童は絵札や絵カードで示してもらったりしています。
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②畑
今年の畑は何植えよう?畑作業をしている児童とホームセンターに苗を買い出しに。
なすび・・・嫌い!・・・っと苗の前を無言で素通りしようとする。きゅうり・・・嫌い!・・・絶対食べねえ!・・・と抵抗する。ピーマン・・・絶対いや!・・・と苗をカートに入れるのを阻止されるも、押し込む。スイカ・・・私が無反応でいたら、児童の方からスイカだよ!スイカ!これがいいと自主的(勝手)に苗をカートに入れる。メロン・・・・いいなあ(何がいいんだか?)・・・と欲しそうでした。僕も作ったことがないから出来るかどうかわからないよと断りを入れて、2本購入しました。結局、なすび2本、キュウリ2本、トマト2本、ミニトマト1本、スイカ2本、メロン2本を購入しました。どうにか植えることはできましたが、人手が足りず殆ど放置状態。日照り続きだったので、仕事終わりの夜遅くに水やりと偶に液肥入れたりしてそれだけは欠かさず続けると、なんとか出来ました。スイカは3玉、メロンは2玉(うち1玉は途中で腐ってしまいました)皆でおいしくいただきました。キュウリやなすび、トマトは欲しい人が参加してくじ引きで当たった人が持ち帰るというのが恒例となり、流行っています。
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③避難訓練
今年は夏休み中に避難訓練を一度行っておこうという事で行いました。実は、日々の業務に追われ十分な準備ができたとも言えず、ただ、これまでの避難訓練から考えたことがあり、方向性を変えて見ることになりました。これまでの避難訓練については、緊急時における非難の必要性って突然と対応が求められるので利用児童には詳細な説明とかはしていなかったのです。今にして思えば当然と言えば当然なのですが、パニックを起こす児童が何人もいて、この児童の対策をどうするかという事に終始してしまう傾向にありました。これは、考えて見れば児童に避難時に失敗経験を積ませているという事なのではないだろうか?緊急時における行動においてもやはり練習を積み重ねておかないといざという時に対応できる可能性は低くなるのではないかと考えなおしてみました。そこで、まず事前に説明会手順書を作成し、利用児童に目を通してもらい更に説明会を開催しました。避難時のヘルメットも被る練習をしています。(きぼうのヘルメットは折り畳み式のものなので被るのに練習しておくに越したことはないと思いました。)いざ本番!説明会の後、職員のスマホに仕掛けた緊急アラートを鳴らしますと宣言した上で鳴らし、安全な部屋に移動した上で通路を確認し外への非難を行いました。結果として、パニックを起こした児童はいなく(参加拒否した児童は1人いましたが)明らかに何か行動を身につけてくれるきっかけになったような気がしました。あぁ、どうして早く気がつけなかったのだろうと、大きく反省しているところです。今後はこのような方針でさらに昇華させて実施していきたいと考えます。
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夏休みが終わり、更なる試練へ・・・・(これについてはまた日を改めて)
posted by Sleepinglion at 17:16| Comment(0) | 事業所の活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする